iMac 21inch Mid 2011です。
これ、DVD-Driveが搭載された最後のiMacということで、
数年前に購入していた。
が、使用する頻度も少なく、邪魔といえば邪魔なんだけれど、
Jazz聴きながら、ネット徘徊しているときに、
ふと、目に止まったサイトが合った。
そこには、同機種の延命(だったかな)を図る計画記事だった。
読んでみると、確かに、増設などができる最後の機種かもしれないと
思わせる内容で、邪魔扱いされているマシンをやってみようと考えた。
余り使う予定もないのに...ばかだな〜〜〜、私は。
ということで、「iMac 2011 SSD 増設」で検索すれば、教えてくれるサイトが、
山ほどあるので、手順などはそちらを参考にしてください。
予め準備するためにいろいろ参考にして、電源は、既存3.5inchHDからの分岐、
SSDは996GBを9,000円弱で購入し、slim SATAを購入した。
準備は万端である。あとはやる時間を確保することが一番むずかしいことである。(笑)
順にばらしていくのは、問題なかったけれど、一番困ったのは、
ロジックボード上にあるSATAのメスの場所(eject side)。
私が参考にしたサイトのiMacは、内蔵電池が、ロジックの中央下(27inch)にあり、
私のiMacは、ロジックの中央やや右(21inch)にある。
え〜、製造時期で配置が変わったのかと、よ〜く調べたら、
21inchと27inchの違いでした。
27inchは、ロジック裏の上側にあるみたいに見えるが、
21inchは、ロジック裏の下の方のCPU脇にあることがわかった。
ここで、30~40かかった。馬鹿でした。
あとは、配線に苦慮して逆に組み上げればいいので、簡単だが、
既存3.5inchHDの電源ケーブル。
これは、狭いことは事前にわかったいたので、L字タイプを購入しておいたが、
それでもあたってしまい、組み上がらない。
なので、L時の背側を配線の色が透けて見えるぐらいまで、カッターで削り落とし、
うまいことに収まった。けれど、純正の電源ケーブルは、
後ろ側にL字に出ているんだけれど、私の購入したものは、前側に出ている。
うまく収まるか心配だったけれど、大丈夫であった。
SSDは、DVD Driveの後ろ側に、押し込んだだけ。
というのも、ケーブルの取り回しで、両面テープで貼り付けるまで、
余裕がなかったので、ただ押し込んで、Driveで挟み込んだという感じ。
逆に、組み上げて、SSD1GB、HD3TB(500GBから交換した)、DVD Driveとなった。
このDVDも2.5inchHDかSSDを入れるマウンターがあって、
それに交換する(1Tが入ったマウンターがある。)事もできたけれど、
やらなかった。
それは、AppleSuperDriveもあるから交換してもいいと思うんだけれど、
実は、Drive内臓のマシンは、ただUSBにAppleSuperDriveを指しても使えないのです。
ファイルに1~2行ほど書き込まなくてはいけなくて、
今回予定しているMojaveで通用するか調べていなかったことと、
HDだけで、4Tあるから、それ以上増やす必要なと判断したからです。
それに、DVD Driveの交換は、かなり簡単だしね。
Driveあると、ちょっとした音楽のリッピングとかで、便利だしね。
ここまでの注意点
1.既存HDの電源を使って分岐する場合、必ずL字のものを使う。
後ろを削るときに下地に注意して削ること。黄色や赤色のコードが透けて見えるまで、
削っても大丈夫。(写真撮っておけばよかったが、ないです)
2.SATAケーブルは、短くてもよい。電源の分岐も。短いほうが、取り回しがいい。
27inchのCTOモデルで、SSDとHDが搭載されている分は、
おそらく、DVD Driveの下にSSD取り付けネジがついているようです。
だから、すごく簡単に増設できます。
それにV-RAMが2G あるので、なんでもできるんじゃないかと思って、
買おうかと迷ってる。
なぜなら、3Tの外付けHDが、未使用が2個あって、それを入れ替えるのと、
9,000円弱のSSDを買えば、簡単に交換できるから。
面白いと感じるのは、Mojaveのインストール。
Cataloniでしたっけ、そちらのPatchも出そうなので、それでもいい。
何に使うわけでもないけれど、やってみたい気がする。
続いて、対応機種から外れたMojaveをインストール。
こちらもPatchが見つかればやり方は、そちらに書いてあるので、
省きます。
インストールUSBを作って、インストールできました。
再起動後、対応機種外のためのPatchを当てるのですが、
ここで重要な注意が必要です。
これを、「MacOS post install 」といいます。
Detected Model: iMac12,1と出てくるはずなので、下の選択肢から、iMac12,1を選びます。
次に、Suggested patch options for this model:として、チェックを入れていきます。
入れてはいけないチェックを書きます。
Legacy Video Card Patch
できれば、英語の案内でインストール。(あとで、日本語にできます)
この2つ。あとは、チェックをすべて入れます。
これで、SSDから起動させるのですが、大丈夫なら、
この後、普通に使えます。
私は、Legacy Video Card Patchにチェックれちゃったので、
再起動したら、昼間の空色が、オレンジ色の夕方になっていました。
時間は午前なのに...とほほ。
タグの色を見てもブルーは、オレンジ色にと、画面の色がめちゃくちゃになりました。
そこで、post installをし直し、Force Cache Rebuildにチェックを入れて
Rebootしたのですが、改善しないので、Video Cardが壊れちゃったのかと
心配したのですが、インストールUSBで起動させたときは、
色は全然問題ないので、やっぱりMojaveが原因と考えました。
そして再インストール。上記に加え、「Legacy Platform Compartibility Patch」も
外してインストール。これは、なんとなく外したほうがいいかな〜ということで。
当然英語で。
今度は、色も問題なく、普通に使えるようになりました。
が、Safariのタブのあたりをポインターが動くと、変になります。
MacbookAir11inch(MacBookAir3.1:Late 2010)とunibodyのMacBook(番号失念)は、
こんな事考えずに、全てチェックを入れて、全く問題なく使えてます。
今これも、MacBookAirで書いてます。
この2台は、今の所快調です。
そうそう、最後に、もとに入っていた500GBのHDを3Tを取り出したケースに入れ、
500GBに入っていたMacOSを、3TにRestoreして、Mojaveがクラッシュしたら、
3Tから起動できるように、しておきました。
これで、 iPadやiPhoneのバックアップと、今まで撮りためた「山」の写真を、
(私にとっては)広い21inchの画面で見ることができます。