Miles Davis/'Round About Mid Night
(COLUMBIA CL949 XLP39109 1A/XLP39110 1A)
このLPは、6EYEがオリジナル(原盤)といわれていたが、ちょっとしたことから、下記サイトを拝見し、臙脂ラベル(というのかはよく知らないが、写真参照)が、血眼になっても見つからない、ある種”幻のオリジナル”だということを知った。
http://megascoop.com/rpm/pages/round_midnight/round_midnight.html
そして、私もついに発見して、"BUY NOW"をしてしまった。が、"made in CANADA"であったが、そのことを承知の上で、購入した。
http://megascoop.com/index.html
ここを見てください!血眼になっても見つからないってありますが、おそらく本当だと思います。長らく探しては見たものの、このカナダ製が初めてです。このサイト以外では。
そして、カナダ製を検索してみたら、ありました。ここです。
http://jazzamurai.exblog.jp/12121849/
何ともいえませんが、これで、この臙脂ラベルを持っている人が私を入れて3人いることがわかりました。
そもそも、CL949というレコード番号で、臙脂ラベルがUSものとCANADAものがあるわけですが、
Kind of Blueでも臙脂ラベルが存在しているらしい記事を読みました。サイトは失念しましたが、これは、日本製で、レコード番号がそもそも違います。レコード番号が同じで、dead waxに記載されているマトリックス番号がUSもCANADAも同じであれば、ともに同じ時期のプレスすなわち、原盤(オリジナル)と呼んでいいのではないかと思うんです。
余談ですが、マトリックス番号とはいわないようです。下記サイト参照。
http://lestorian.exblog.jp/14844340/
ここでは、XLP391109 1A とXLP391110 1Aの6EYEのレコードの重さ160gと190gで、原盤を判断しているようです。あのアメリカなので、塩化ビニールの重さをそんなに厳密に量って作っていたかは、私にはやや不思議であります。COLUMBIAだから、しっかり管理していたかもしれませんが。レコードの重さってどうやってはかるのでしょうか?はかってみたい。
さて、これがマトリックスナンバー。
A面:XLP391109 1A
B面:XLP391110 1A
上記サイトでも、1Aはスタンパー番号だったかな?だから、原盤条件は、「1A」は、必須条件でしょう!
ということで、B面です。
ということで、B面、マトリックス番号。 |
このほかにも、"11A"みたいなうっすらとした手書きの文字が、両面に書かれている。 |
"Made in Canada" |
US製は、ここに、"Made in U.S.A."と記載されているように見える。こちらは、"Trade Markew"? |
この3枚の写真は、ジャケット表の右上の部分、文字はじゃみてしまっていて、見えにくいが、明らかに"Printed in U.S.A."と書かれている。ジャケットだけ、US製!?
総合すると、6EYEは、原盤(オリジナル)ではないと思われる。
【おまけ】
これは、上記Milesと送料節約のため購入した The Jazz Messengers/Midnight sessions |
私の大好きなJackie McLeanが在籍していたときのもの。 |
Savoyから再発されていて、これがオリジナル。 2枚目の購入になる。 |
上記で、レコードの重さのことをいい加減ではないかと書いたが、 先に購入したものとこのLPを比べると、明らかに先に購入したものが重い。 手で持った感じで、ずっしりくるのである。 皆さんはいかが... |